縮毛矯正をかけてもクセが伸びてなかったり、クセがすぐに戻ってしまったりする方に是非読んでいただきたい記事にしております。

秋晴れが続き、乾燥時期になった今でも多くのくせ毛の方が悩まれている強くせ。

戻ったり、伸びないことは基本的に縮毛矯正薬剤の選択ミスや薬剤放置タイムに問題があります。

あなたの髪質が問題ではありませんよ。

もちろん履歴などでクセが伸ばしにくいなんてこともありますが、カウンセリングで聞き取れないのは美容師側のミスになります。

今回は伸びなかったくせ毛の原因を紐どいていきましょう！！

どんなくせ毛がクセが残りやすい？

基本的に癖が強く、髪の毛もしっかりと太くて健康な髪の毛のくせ毛さんは比較的くせが残りやすい傾向にあります。

逆に細毛の方や、ブリーチ毛、カラーなどの繰り返しの経歴がある方、繊細な髪質の縮毛矯正はビビり毛（チリチリ）にされてしまうケースが多いのでここも要注意！

縮毛矯正の仕組み

まずは縮毛矯正の仕組みについて。

縮毛矯正は髪の毛の中のSS結合を還元剤で結合を切ることで形を変えることができます。

パーマ剤や縮毛矯正剤には結合を切る還元剤が含まれています。

SS結合を切ることで形を変えられるようになった髪の毛にアイロン熱を熱伝導させることで半永久的に髪の毛の形が形成されます。

縮毛矯正1液で形を変えられるようにSS結合を切る

↓

流して必要な成分をシャンプー台で入れ込む

↓

アイロンで髪の毛の形を形成

↓

縮毛矯正2液で形を固定。SS結合を再結合させる

この流れで縮毛矯正はかかります。

縮毛矯正は薬剤のコントロールと放置タイムに鍵がある

美容師側の縮毛矯正のよくある勘違い。

【癖が強い】＝【強い薬剤選定】

これ非常に多く、かなり失敗例が出ています。

薬剤が強いということはその分髪の毛には負担になります。

【髪の毛が繊細（履歴や細さなど）】×【優しい薬剤】

【健康毛（太くて黒い毛など）】×【強めの薬剤】

のほうが正しいかなと思います。

そして強い薬剤を使用することで、放置時間をしっかりと置けてないことで髪の毛の中の結合（手をつないでいるもの）が切断できず、結局髪の毛のクセが伸びていなかった…や、クセがすぐに戻ってしまったという自体になってしまいます。

時間をしっかり置いて還元できる薬剤パワーのコントロールにしましょう

アルカリ剤に頼らず、スピエラやGMTなどを酸性領域や中性領域の薬剤に混ぜて軟化をさせずじっくりと還元させてあげるのがいいかなと思います。

酸性や中性では軟化チェックなどできません。

しっかりと熱処理のアイロン技術で仕上がりは大幅に変動しますが、アルカリだけでなく縮毛矯正を施術できることで大幅に技術提供範囲が広がります。

軟化チェックではなくしっかりと還元させられているかがカギ！

ただ髪の毛の中まで覗き込むことができないので還元させるためにしっかりと25分〜30分ほど薬剤を放置しましょう。

ちなみに僕はここ何年もチェックなどせずに流しています。

他店で縮毛矯正で満足されたことがないお客様

ご新規のお客様で、他店で縮毛矯正をかけてもしっかりと伸びた経験がないお客様です。

ビフォー

全体の根元の強いクセもこんなふうに美髪に変身☆

もちろん仕上げは乾かしただけ！

アイロン仕上げなしです

動画でのビフォーアフター

艶も柔らかさもプラスされましたね♪

まとめ

いかがでしたか？

髪の毛のクセが残ってしまう方や、クセが戻ってしまうとお悩みの方。

原因は縮毛矯正の薬剤選定と、放置タイムに問題があったかもしれませんね。

もちろんアイロンの技術でも大幅に変わります。

クセが伸びないとあきらめている方。

是非一度ご相談だけでも構いません！

お気軽にご連絡ください☆

表参道縮毛矯正美容師ユキナガ