こんにちは！

表参道で縮毛矯正美容師をしておりますユキナガと申します！

みなさん突然ですがアルカリ性の縮毛矯正と酸性の縮毛矯正のちがいって知っていますか？

美容師さんでもなかなか簡単には答えられない質問です。

こまかーく説明してと言っても難しくてなかなか答えられる方は多くいらっしゃらないと思います。

今回の記事はよく美容師さんからもご質問の多いアルカリ矯正について詳しく説明していきますね☆

アルカリ矯正とは

カラーや縮毛矯生、パーマやブリーチ

美容室で薬剤使用するものは基本的にアルカリ性の薬剤が多いです☆

アルカリ性の特徴が髪の毛と薬剤選択の鍵となってきます。

PH値が７．１〜１４の薬剤を使用して縮毛矯正をするのがアルカリ矯正になります。

基本的に多い縮毛矯正剤のPHスペックは９．０くらいが多く使用されています。

ちなみに髪の毛のPH値は５．５くらいの弱酸性。

アルカリ矯正で毛髪における３つの反応

• 軟化
• 膨潤
• 還元

この３つが主に起きる反応になります。

還元

髪の毛の中の結合を切ることになります。

結合をカットしないと髪の毛の形を変えることができません。

還元が適切に行われて初めて髪の毛の形は変えられるので、還元はものすごく必要な作業になります。

軟化

字のごとく柔らかくなるんですね。

弱酸性の髪の毛がアルカリ性に傾いていくと軟化します。

ビヨーンってゴムみたいに伸びる髪の毛になってしまいます。

軟化することで髪の毛のキューティクルが開き、薬剤の浸透が促進されます。

薬剤はしっかりと中に浸透してくれることで短時間で髪の毛の還元をおこなってくれるわけですね！

膨潤

今度は膨潤。

膨らむって意味です。

還元が行われた後に膨潤が起こります。

軟化や膨潤はアルカリ度が高ければ高いほど比例してきます。

膨潤させる必要のない髪の毛、、たとえばエイジング毛やブリーチ毛、細毛軟毛の髪の毛は膨潤も軟化も必要以上にしてしまうとダメージしすぎて髪の毛が耐えられなくなり切れたり、ビビリ毛になってしまいます。

例えばこういう髪の毛など

ただ軟化膨潤している髪の毛はアイロン処理の際にものすごく伸ばしやすいです。

ある程度薬剤の力でクセが伸びているのでしっかりと薬剤の知識があって時間を置けていればシンプルかつ簡単に綺麗にできるというわけでうすね(^^)

アルカリ矯正の注意点

先程にも言いましたが、アルカリ矯正の場合シンプルかつ簡単にキレイに伸ばせる手法として昔からある技術になります。

時間も短縮でき、素早く還元も行ってくれる。

美容師にとってもお客様の髪にとっても優秀な薬剤です。

ただ！！注意すべき点もあります。

高アルカリの薬剤使用で失敗履歴は無限に存在しています。

結合を切り離す前に軟化膨潤に髪の毛が耐えられずクセが伸びなかった…

薬剤の浸透が早すぎて髪の毛をダメージさせてしまったなど…

アルカリ性の縮毛矯正はシンプルですが使用方法を間違えるととんでもない事になってしまいます。

髪の毛の履歴や、ダメージレベルが高ければ高いほどアルカリ矯正は難しくなっていきます。

アルカリがどのような髪の毛に作用して、どのような髪質や履歴には適切か美容師さんが見極める必要がありますね。

信用できる美容師さんにお願いすることをおすすめいたします。

縮毛矯正は誰でもできる技術ではありません。

美容師を選べる時代だからこそこだわっている美容師さんにお願いしてみるのがいいと想います。

SNSやブログ、ホームページからでもお気軽に相談だけでもお待ちしております。

あなたの髪の毛がキレイでまっすぐの美髪に少しでも近づくお手伝いをさせていただければと思います。

ご予約、ご連絡お待ちしております☆

表参道縮毛矯正美容師ユキナガ