コロナの時期になってから美容室に行くことのできない方がセルフカラーを行ってしまい、縮毛矯正で髪の毛がチリチリに…（泣）

なんて案件よく耳にするようになってしまいました。

んー。。たしかにセルフカラー（ご自分でカラー）をすることは正直おすすめできません（泣）

誰でも染めることが簡単に作られているため、薬剤のパワーが非常に強く、髪の毛が傷んでしまう。。。

しかもセルフのブリーチ毛なんて激やばです（笑）

今回はたくさんの美容室で断られてしまったセルフブリーチ2回の髪の毛に縮毛矯正を施術した記事になります。

基本的には危険すぎるので断りますが、遠方からご来店&クセでかなりお悩みでしたので…。

お客様の髪質（ビフォー）

きれいなカール

ムースでセットしている状態になります。

乾かすだけだとこの3倍ほど膨らんでしまい、湿気の多い日はとても大変(._.)

髪質のスペック・履歴

• 細毛
• クセ強
• 縮毛矯正失敗2回（ビビリ毛）
• セルフブリーチ2回
• セルフカラー10回
• 毎日アイロン

仕上がり（アフター）乾かしただけ

もちろんアイロン仕上げなしのドライヤーで乾かしただけです！！

仕上がりに感動してくださってよかった(^o^)

とても難しかったですが、しっかりとクセも伸びて、ダメージ進行をなるべく抑えることができました。

薬剤選定

今回のケースは、セルフカラーもあったので、かなりベースの髪の毛がアルカリ性に偏ってしまっていました。

この図のように髪の毛のいい状態は弱酸性になります。

美容室の薬剤はアルカリ性が多くなっています。

アルカリ性→膨らます、柔らかくなる

酸性→閉まる、固くなる

という特徴を持っています

薬剤の浸透を良くするためにはアルカリ性の薬剤で膨らまして浸透を促すほうがシンプルで楽なんです

ただ、アルカリ性に偏りすぎると軟化と言って、髪の毛がゴムのように伸びてしまう状態に（汗）

この状態はかなり危険な髪の毛になってしまっています。

切れる、ビビり毛などのダメージした髪の毛が水に濡らすとゴムのようになってしまっています。

今回は酸性の薬剤に還元剤を10%

25分

アイロン温度180度アドスト

しっかり10種類の中間処理（トリートメント）でケアしてあげることで真っ直ぐの髪の毛に変身できました☆

美容師さんもたくさんご来店いただいております♪

ご来店いただき、縮毛矯正や美容師としてのお悩みたくさん聞かせてください

くせ毛でお悩みの方からたくさんのお悩み相談いただいております。

お気軽にご予約お待ちしております☆

表参道徒歩4分

縮毛矯正美容師ユキナガ