縮毛矯正かける際に根元が伸びてプリンになっている髪の毛…。
美容室に行くのが面倒なので縮毛矯正とカラーを一緒にやっちゃおう♪

なんて思った方は多いと思います。

ただこれかなり危険なことなんです！

ほとんどの美容室のメニューで縮毛矯正とカラーの同時メニューがあります。

髪の毛が日にちが経つことでハイダメージになっていることを
美容師側もわかってない場合もあります。

縮毛矯正とヘアカラーをうまく続けていくにはどうしたらいいのでしょうか？

今日は、くせ毛にお悩みの方のために、矯正縮毛とカラーについてお答えしていきますね♪

カラーと縮毛矯正は同時にできるの？

結論から言いますと

【カラーと縮毛矯正は同時施術できます】

ただ出来ないこともないというのが本音で、
できるのであれば日にちを分けることをおすすめしています。

※後日に髪の毛がバサバサになります。

縮毛矯正の薬剤も同時にカラーすることを想定して作られてもいませんし
カラー剤も同じで縮毛矯正と同時にできるようには作られていません。

この図のように

”髪の毛は弱酸性”

ですが、カラー剤や縮毛矯正薬剤は”アルカリ剤”が多いです。

シャンプー剤などにもよりますが美容室で薬液施術が終わってから
（カラーや縮毛矯正、パーマなど）

約1週間ほどで”中性”まで状態が戻ると言われています。

縮毛矯正をしてから1週間あけていただければカラーを施術しても
ハイダメージにつながることはないかと思います。

同じ日に同時施術はオススメいたしません。

どうしてもの場合は根元のリタッチのみでしたら僕はお受けしています。

縮毛矯正しているとカラーがキレイに染まらない

縮毛矯正をしている髪の毛のお客様は

• ムラになってる
• 毛先だけ暗く沈んでいる　

なんて方をよくお見かけします。

これの原因について解説しますね！

縮毛矯正をかけるとカラーの浸透が悪くなります。

髪の毛の成分は”タンパク質”というもので出来ていおます。

卵と同じ成分なんです。

生卵に熱を入れることで

生卵→目玉焼き

になりますよね？

固まった目玉焼きって醤油かけたときはじきません？

それと同じで

髪の毛の中でも、同じようなことが起こっています。

矯正縮毛をすると、髪内部のタンパク質が熱により少しずつ固まってしまい、カラー剤の浸透が悪くなります。

はじいてしまうことで浸透しやすい場所としにくい場所が出てくるので
カラームラができてしまう。

アッシュ系のカラーは吸い込み過ぎてしまうので暗くなる

ダメージをうけた髪の毛は、中の栄養成分が抜け出たり、メラニン色素が分解されたりで穴だらけになります。

その状態がちょうどスポンジのような状態です。

スポンジは水をたくさん吸いますよね。

アッシュ系って青色なんです。

青が深いところまで入り込むことで

ブルーブラックになってしまうんですね。

なので毛先だけ暗くなってしまうなんてこともあります。

詳しくはこちらの記事に書いてあります♪

↓↓↓

【縮毛矯正×カラーの失敗はアッシュ系がダントツ多い！？その理由を解説】

カラーと縮毛矯正はどちらが先？

縮毛矯正が先がおすすめします。

理由としては

縮毛矯正による薬液の選定上

【退色をはやめてしまうためです】

せっかく一週間前にきれいな色に染まっても
縮毛矯正したら色が抜けてしまってはもったいないですよね（泣）

縮毛矯正がきれいにかかっている場合は

カラーをしても縮毛矯正のクセが戻るなんてことはありません！

なので縮毛矯正を先にかけてから

後日にカラーで訪れることをオススメ致します。

まとめ

では今日の復習です。

• カラーと縮毛矯正は同時施術はなるべく避けたほうが良い
• 縮毛矯正している髪の毛はカラーがムラになったり暗くなったりする
• カラーと縮毛矯正は縮毛矯正が先

表参道縮毛矯正美容師ユキナガ