あなたの髪の毛は縮毛矯正がしっかりかかっていますか？

縮毛矯正かけたけど数日経ってクセが戻ってしまった…。

などのご意見をよくいただきます。

縮毛矯正とは、髪の毛の中を変化させてうねっていた髪の毛をストレートヘアへ髪質を改善するメニューになります。

結論から申し上げますと、このケースは縮毛矯正が正しくかかっていない場合が多いです。

この記事では、縮毛矯正かけたのにかかっていない理由を紐どいていきますね。

縮毛矯正後数日でクセが戻る最大の理由

縮毛矯正を施術後に仕上がりでアイロンなどで根元からキレイに仕上げられた場合など

そのまま気づかずにキレイに仕上がったと思って帰ってから

数日後にお風呂上がりで乾かした際にクセが出てきてしまったなど経験ある方多いのではないでしょうか？

この案件非常によくカウンセリングで聞くことが多いです。

先程にも申し上げましたが、このパターンは縮毛矯正が正しくかかっていないです。

縮毛矯正とは髪の毛の中のタンパク質を熱変成させるため正しく縮毛矯正がかかっている場合、

かけた場所は半永久的に真っ直ぐの髪の毛になります。

クセが戻るということは、縮毛矯正の失敗になります。

この原因で一番おおいのが縮毛矯正薬液の放置タイムミスによるものだと私は考えます。

縮毛矯正薬液放置ミス

縮毛矯正の掛かる仕組みについてお話します。

髪の毛の中の結合を１回目の縮毛矯正薬液で解きます。

↓

ほどかれた髪の毛の形をアイロン180度の熱で熱形成していきます。

↓

2回目の縮毛矯正薬液で髪の毛の形成を記憶。

これが縮毛矯正の流れです。

縮毛矯正 をわかりやすく例えてみた記事はこちら

↓↓

【永久保存版】縮毛矯正のかかる仕組みを徹底解説

ここで髪質にもよりますが、髪の毛が耐えられないほどの強い縮毛矯正薬液を使ってしまうことで、薬液を髪の毛の中に浸透する前にシャンプー台で流してしまうことで、髪の毛の中の結合が解かれていない状態でのアイロン施術（熱変成）を行なってしまうことが失敗につながってしまいます。

単純に言ってしまうと、ただアイロンを通しただけになっています。

これでは髪の毛が形成しないので、クセが戻ってしまったり、クセが残ってしまうことに繋がってしまいます。

卵で例えてみましょう

生卵から目玉焼きにする際に、しっかりと火が通っていない場合

半熟だったり、形が形成する前の状態に…。

これでは形が崩れてしまいますよね。

これが髪の毛の中で起きているというわけです。

正しい縮毛矯正薬液選択と放置時間が解決方法なのです。

髪質にあった縮毛矯正薬液をしっかりと髪の毛の中に浸透させ、時間をしっかりと取ることで

クセが戻ったなどの現象はなくなると思います。

縮毛矯正でかからなかった（クセが戻った、クセが残った）髪質のビフォーアフター

先日のお客様は縮毛矯正をどこのお店でかけてもクセがすぐに戻ってしまったり、当日でも
クセが残ったままでお悩みのお客様でした。

ビフォー

髪質は、太くてしっかりとしているカラーなしのバージン毛。

縮毛矯正履歴は半年前にクセが伸びなかった髪質です。

髪質にあった縮毛矯正薬液を４０分放置

しっかりとアイロン施術（１８０度）します。

アフター

しっかりと扱いやすくなりました。

縮毛矯正ではじめてここまで伸びたと喜びのお言葉もいただけました（泣）

動画でのビフォーアフター

まとめ

縮毛矯正かけて数日でクセが戻ってしまう方は、縮毛矯正の得意な美容師さんをSNSやブログなどで探してみるのがおすすめです。

縮毛矯正でクセが戻る、クセが残ってしまう原因は、縮毛矯正の薬液選択ミスによるものだったり、縮毛矯正薬液の放置タイムがしっかりと行われていなく

髪の毛の中の結合が解かれていないため起こった現象です。

お気軽にご相談や、ご予約ご連絡くださいね☆

表参道縮毛矯正美容師ユキナガ