最近良く耳にする酸性矯正。

アルカリ矯正と酸性矯正は同じ縮毛矯正ですが薬剤の作用する場所が変わってきます。

薬剤のパワーである程度のクセを伸ばせるアルカリ矯正。

熱の力を最大限に利用する酸性矯正。

今回は美容師でもなかなか答えられない酸性矯正についてお話していきたいと思います。

酸性矯正で失敗してしまったという方もぜひ最後までご覧になっていってくださいね☆

酸性矯正とは

PH値１〜６．９の薬剤で施術する縮毛矯正のこと！

ただしPH３以下の薬剤はほとんどありません。

逆にPH３以下は強酸性になるので危険( ´ ▽ ` )ﾉ

PH値が低すぎると溶けちゃうかも…。

髪の毛におきる２つの反応

• 還元（髪の毛の中の結合カット）
• 膨潤（膨らむこと）

アルカリ矯正との違いについて

んじゃアルカリ矯正と何がちがうの？

って話をしますね。

アルカリ矯正について詳しく知りたい方はこちら↓

【知らなきゃ損】アルカリ矯正永久保存版

最大の違いはアルカリ矯正で起きる軟化がしないんです！！

軟化（髪の毛が柔らかくなること）が行われないと毛髪のキューティクルを開くことがほぼできないのでアルカリ性に比べると酸性矯正は内部への浸透が遅くなります。

軟化が殆どないと膨潤率も低い

膨潤とはキューティクルが開き水が髪の毛の内部に入り、その水を吸って膨らむことです。

軟化がおこらない酸性の薬剤の最大メリットは細毛のエイジング毛やブリーチ毛にも対応できるということです！

※決して髪の毛にダメージがないわけではありません。

酸性矯正のアイロンワーク

ある程度の還元（結合が切れている状態）であっても軟化がなく膨潤（膨らむ）がないためアルカリ矯正に比べてアイロン（熱処理）がかなり大変になります。

要は技術が必要になります。

熱の入り過ぎも髪の毛のハイダメージに繋がりますし、熱処理が上手に出来ていないと髪の毛のクセは伸びません。

最近では酸性矯正を売りにしている美容師さんも増えましたがしっかり情報発信をしていて知識と技術のある美容師さんにお願いすることを強く推薦いたします。

もちろん表参道まで来ていただけるのであれば私ユキナガにご担当させてください♪

アルカリ矯正と酸性矯正どちらがいいのか

どっちが出しいとかではないです。

どちらもメリット、デメリットがあります。

感覚など流行りで行ってしまっている美容師が非常に多いのも現実。。（泣）

理解せずに薬剤使用してお客様の大切な髪の毛をボロボロにしてしまうのは何よりも怖いことですね。

最近ではアルカリ矯正だから良くない…

酸性矯正は傷まない！！

など大きな誤解を生む文言がSNS上で飛び交っています。

正しくないものまで情報が増えてしまっていますので美容師さん選びは慎重に、、、

しっかりとあなたにあった薬剤選定を説明してくれる美容師さんにお願いしましょう☆

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