髪の毛のクセが気になって、縮毛矯正をかけたのにバリバリの手触り…毛先はチリチリなんて困っていることはありませんか？

もしかしたらあなたの髪の毛縮毛矯正の失敗かも（汗）

今回は表面の毛羽立ちやクセが伸びていないのにも関わらず手触りがよくなくなったなどの対処法についてお話していきましょう！

表面の毛羽立ちや膨らみ、うねりが解決されていない

これ１ヶ月前に縮毛矯正をしたみたいなんですが、どうでしょう？

乾かした状態でこれでは縮毛矯正をかけたけど髪の毛が傷んでしまっただけと感じる方が多いと思います。

もちろん美容師さんも髪の毛を傷ませないために一生懸命施術してくださったので悪くは言わないでほしいんですが、、たしかにこれは縮毛矯正トラウマになってしまう可能性がある仕上がりですね（泣）

この場合のミスは３つ

1. 薬剤選定のミス
2. 薬剤放置時間をしっかり置けていない還元不足
3. アイロンワークによる熱処理が正しく出来ていない

薬剤選定のミス

今回のお客様の髪の毛のスペックは細毛のエイジング毛、そしてブリチ履歴ありのサーファーさんです！

し、しかも縮毛矯正の履歴が何度も（泣）

（…まじ難しい…）これが僕の心の声でした（笑）

薬剤のパワーはほとんどいりません。

癖が強いや、かかりにくいというのは髪の毛のスペックに対してしっかりと還元場所がわかっていれば薬剤パワーなどは必要ありません。

くせに関係なく、履歴や髪の毛の丈夫さで薬剤は変化してきます。

太い髪の毛でカラー等の薬剤履歴なしの髪の毛に優しい薬じゃ髪の毛のクセは取れないし、細い髪の毛でクセが強いからと言って強い薬剤を使用してしまえば画像のようなビビリ毛（髪の毛の瀕死状態）になりかねません。

今回のケースはクセが強いから、伸びにくいとカウンセリングで聞いたから…強い薬剤選定をしてしまい薬剤の放置時間を取れず還元不足で傷ませてしまっただけでクセが伸びなかったです！

薬剤放置時間をしっかり置けていない還元不足

縮毛矯正での成功に欠かせないカギを握っているのがこの還元というキーワード

還元とは髪の毛の中の鎖をほどくこと！

髪の毛の中の鎖がほどけないと髪の毛の形は変化しません。

縮毛矯正の施術でいうところの一回目に塗る薬剤が還元や軟化（髪の毛を柔らかくする）をさせてくれています！

これにはかなり多くの種類の縮毛矯正剤が存在するので一概には言えませんが、髪の毛の中の鎖が表面なのか、奥の方の鎖なのかで薬剤の選定は変わってきます。

要は、強い薬剤なのか弱い薬剤なのか。

放置時間や髪の毛への浸透力、還元力が大幅に変化してきます。

だから縮毛矯正の１液は重要！！

ここで傷みませまくれるし、低ダメージで抑えられるがかなり変動してくる

髪の毛の中のどの部分に薬剤能力を作用したいかで放置する時間（浸透するまでの時間）が変動してきます。

しっかりと時間を置けない場合は髪の毛のクセが残ってしまったというケースが多いですね。

アイロンワークによる熱処理が正しく出来ていない

アイロンなんて誰がやっても変わらないなどと言ってしまう無知な美容師さんたくさんいらっしゃいます。

塗布練習と同じくらい時間を費やした僕だから言います。

誰か他になんて任せられないのがアイロンワーク！！

乾き過ぎも、濡れ過ぎも、スルーで熱をいれるのか、少し止めて熱を置くのか。

とても仕上がりに影響出ます。

柔らかくて艶を出すのも、かたくなってしまってチリチリにするのもアイロンの技術次第。

どのメーカーのアイロンを使用するのかなどもかなりの影響を与えます(^^)

決してアイロンは誰が行っても同じなんで〜とまともに指示も出さずにどこかに行ってしまう美容師さんにだけは担当してもらわないことをオススメいたします。

縮毛矯正結果ビフォー・アフター

ビフォー	アフター

※アイロン仕上げなし、ブローもしていません。乾かしただけです。

カットもなしでここまで仕上げられました。

もうあと何回か担当させていただけるのであれば表面のパヤパヤ出る毛羽立ちもなくなっていくと思います☆

お店へのアクセス・予約方法