なかなか美容室に行きたいけどコロナで行けなかったり、時間が取れていないから美容室に行けないで自分で縮毛矯正を行う方をたまに聞きます。

薬局などにおいてある縮毛矯正薬剤。

ネットでも縮毛矯正の薬剤が最近はでてきますね。

本当に危険なので絶対にやめたほうが良いです！

リスクについてお話していきましょうね。

縮毛矯正は美容室のメニューでもトップクラスで難しいと言われている

美容室のメニューでもかなり難しく、プロの美容師でも失敗がかなり多いメニューなんです。

髪の毛がチリチリのビビリ毛になってしまう可能性も非常に高いです。

ご自分ではアイロンも難しいでしょうし、なによりも薬剤が強すぎるため髪の毛への負担は非常に高いです。

プロの美容師でも薬剤選択ミスが発生しています。

ホームカラー（セルフカラー）も同じですが、薬剤が強めに設定されているためやらないほうがいいでしょう。

髪の毛の癖は伸びずにただダメージしてしまう場合がある

縮毛矯正とストレートパーマの違いはご存知ですか？

簡単にいうのであれば、縮毛矯正は髪の毛をストレートヘアにするもので

ストレートパーマはパーマ落としです。

アイロンの熱を使用しるのか、使用しないのかの違いもあります。

アイロンで熱処理するのが縮毛矯正

アイロンしないで固定の薬剤をつけるのがストレートパーマ

市販の縮毛矯正の大半はアイロン行程が入っていないみたいです。

クセをのばすというよりもストレートパーマ（パーマ落とし）に分類されるのかな？

数日で癖が戻ることも、癖がそもその伸びない可能性が非常に高く、ダメージだけしてしまうケースが想像できます。

ダメージによるビビリ毛になる可能性がある

チリチリの髪の毛になってしまったことはありますか？

あのほうきのようなチリチリとした髪の毛のことをビビり毛といいます。

ビビり毛は薬剤のダメージや物理的ダメージによるもので髪の毛の体力が限界を迎えてしまうときに起こります。

手ぐしすら通らなくなりますし、髪の毛が広がってしまう。

なにより見た目が嫌だ！さわってもザラザラする…。

縮毛矯正の薬剤は非常に負担がかかるため、プロの美容師さんたちも場所によってミリ単位で塗り分けをしたり、塗布時間のコントロールをしたりします。

僕らプロの美容師でもかなりの時間を練習につぎ込みます（いまだに毎日練習してます笑）

それでも失敗がでるので、ましてや素人さんが後ろも見えない状態でやって上手くできるのでしょうか？

器用な方ならできてしまうかもしれませんが、、笑

なかなか難しい問題でしょうね。

美容室では髪の毛の履歴によって薬剤を塗り分けている

たとえばこのように髪の毛には薬剤使用や物理的な履歴が残っています。

カラーの履歴だったり、前回の縮毛矯正の履歴など。

根元と毛先では必ず体力が違います！

20代の体力と80代の体力が違うのと同じことです。

我々美容師は先程から言っている”薬剤の塗り分け”を行います。

毛先には保護剤で薬剤がつかないようになど

根元は少し強め、中間は優しい薬剤。

そんなふうに薬剤の塗り分けをしないとビビり毛になってしまうリスクが大きいです。

市販の縮毛矯正薬剤は一種類なのでなかなか塗り分けが難しいかなと思います。

薬剤の使用量も一定にしないとならなかったり、最後のほうは足りなくなるなどの事も起きてしまうかも。

セルフカラーしている方だとダメージムラがあるため顔周りなどはビビり毛になりやすいです。

最後に

セルフ縮毛矯正は正直絶対にやめてほしいです。

できれば…ではなくやらずに美容室に時間を作って行くのをオススメいたします。

縮毛矯正のあれこれもたくさん配信していますのでよければいろんな記事見ていってください♪

お気軽に下からご予約ご相談お待ちしております☆

縮毛矯正美容師ユキナガ