結論からお伝えすると　

　

 

 

改善していくことすべてを指します。

 

　

 

 

　

ただ髪質改善でもそれぞれの髪質により、

”合う合わない”があります。

　

 

 

 

美容師さんによって髪質改善の意味合いも違います。

　

 

最適な髪質改善の種類をご紹介していきます。

 

 

主に髪質改善と呼ばれているものはこの５タイプになります。

 

 

 

 

 

縮毛矯正

酸熱トリートメント
還元トリートメント　

疎水物トリートメント

ケラチントリートメント
（システムトリートメント）

 

 

 

 

 

 

 

 

酸熱トリートメントとは

 

 

 

髪の毛の中にある栄養素（タンパク質）
これらはカラーや縮毛矯正などによって
バラバラになってしまっています。

 

酸熱トリートメントの主な成分は

 

【グリオキシル酸】

 

という成分です。

 

ではこのグリオキシル酸はどのような仕事をしてくれるのでしょうか？

 

 

グリオキシル酸の特徴

 

 

バラバラになっているタンパク質（栄養素）
の架け橋となってくっつけてくれる役目を果たします。

 

 

 

 

 

 

このように手をつなげるイメージ！

それのお手伝いをしてくれる。

 

髪の毛の中から流失させないようにしています。

 

ではなぜ酸熱トリートメントで苦情が出てしまうのでしょうか？

 

 

 

 

酸熱トリートメントでキレイにならなかったのか

 

 

美容師側がグリオキシル酸の特性をうまく理解しておらず
上手に活用できてないと思います。

 

酸熱トリートメントはやればやるだけキレイになるものではありません！！

 

アルカリ、酸性、中性とある中で

 

縮毛矯正やカラー剤、パーマ剤は【アルカリ性】が多いです。

髪の毛やお肌は【弱酸性】

 

図にするとこんな感じです。

 

 

 

 

酸性に偏りすぎることで強酸の領域に達すると髪は分解します。

 

手触りを悪くしてしまい、酸熱トリートメントの失敗となってしまいます。

 

 

 

ブリーチや縮毛矯正並に難しい技術です。

 

 

 

メーカーから教わっただけですぐに手を出している美容師さんが非常に多いです。
最後にアイロン仕上げだからやっている本人も髪の毛をキレイにするどころかバサバサにしていることに気がついていない！！

 

 

酸熱トリートメントでの毛先のチリチリになってしまったビビり毛の画像

↓↓↓

 

 

 

 

 

毛先は酸熱トリートメントでボロボロ…
ちぎれてしまったりしています。

 

 

 

 

 

酸熱トリートメントのデメリット

 

 

 

 

 

• 嫌なニオイが残ってしまう
• アッシュ系のカラーは抜けてしまう
• 美容師さんによって効果が全く違う
• 髪の毛がかたくなる場合がある
• ダメージさせてしまうケースもある
• 何回も通わなくてはならないのに高額設定

 

 

 

 

このデメリットと感じる部分を解説していきます。

 

 

 

 

【独特なニオイを感じる】

 

 

独特なニオイで髪の毛に数日ニオイが残ってしまう場合があります。

これはグリオキシル酸というものが髪の毛に残留してしまうためです。

 

 

 

 

 

 

【アッシュ系のカラーが抜けてしまう】

 

 

酸によりすぎることで（PH値が低すぎる）
アッシュ系のカラーが変色する場合があります。

 

 

 

アッシュ系は（青系）退色してしまうケースも多く

【酸熱トリートメント】×【アッシュ系カラー】

は相性が悪いかもしれません。

 

 

 

 

 

 

【美容師によって仕上がりや効果が全然違う】

 

 

 

美容師さんによって仕上がりが全然違います！！

 

 

先程お話したようにメーカーに言われたままで施術を行ってしまうと
かなりのハイダメージを与えるケースに繋がってしまいます。

 

 

技術力、薬液知識、髪の毛の知識がない美容師さんに当たってしまうと

全治1年や2年…髪の毛が切れたりバサバサになってしまう場合もございます。

 

酸に偏り過ぎてしまうために起こってしまう薬剤ダメージです。

 

薬剤知識と技術がある美容師さんは弱酸性で止めることができるためきれいな髪の毛の持続ができるのです。

 

髪の毛に薬剤を塗布するということは必ずダメージします。

 

 

包丁など腕のいい料理人が調理器具として使えば最高の料理のお手伝いをしてくれますよね。

 

使い方を間違えれば凶器にもなりうるもの。

 

 

酸熱トリートメントだけではなくすべての薬剤が良くもするし、使い方を間違えれば悪くもします。

 

 

 

 

 

お客様の髪質は全員違いますので
マニュアル化された薬液放置タイムや施術ではよくなるものも
良くならず逆に悪化させてしまいます。

 

 

 

失敗の場合は酸熱トリートメントが悪いというわけではなく

 

 

【酸熱トリートメントを施術する美容師に問題】があるんです。

 

 

 

【髪の毛がかたくなる場合もある】

 

 

 

 

 

タンパク質同士を繋げすぎたことで”収れん”しすぎてしまい
質感や柔らかさが失われてしまう場合があります。

 

 

 

髪の毛が硬くなってしまえば
せっかくキレイにしようとした髪の毛も台無し…。

 

 

 

知識ある美容師さんにお願いしましょう。

 

 

 

 

【髪の毛をダメージさせてしまう場合もある】

 

 

 

 

 

 

 

 

酸熱トリートメントの特徴として

 

「トリートメントでクセが伸びる」

 

といううたい文句があります。

 

 

 

 

 

クセを伸ばす場合は縮毛矯正が一番です。

 

それを無理してクセを伸ばそうとすることで
熱によるダメージだったり酸熱の薬液ダメージに繋がることが多いです。

 

 

 

 

【何回も通わなくてはならないのに高額設定】

 

 

 

 

 

 

 

平均的に髪質改善メニューとして

酸熱トリートメントは¥15000程度します。

 

 

よく耳にするのは

「必ず3回以上通い続けてください」

 

と言われたケース、、、。

 

正直このパターンは要注意です。

 

 

 

大事故が起こるケースはこの言葉を入れれた場合が非常に多い！

 

 

 

腕のいい美容師さん（知識も技術も良い方）なら
問題ないのですが…。

 

 

 

酸熱トリートメントのメリット

 

 

クセとダメージの救世主！！

これに限るなと思います。

 

本当に知識も技術もある美容師さんが
酸熱トリートメントをすると持ちの良い最強のトリートメントになります。

 

酸熱トリートメント失敗は必ず良くなります

 

 

他店での３回による酸熱トリートメント失敗のお客様

 

半年前の状態がこれ…

 

 

めくると根元のクセが…

 

　

当日の施術は”縮毛矯正”と”ユキナガ式美髪髪質改善”