酸性ストレートって最近良く聞きませんか？

酸性ストレートとアルカリ性のストレートって何が違ってどのような髪質に適しているんでしょうか？

普段美容師さんからもご相談いただく質問からこのブログを書くことにしました！

美容師でも知らない酸性ストレートとアルカリ性ストレートの違いをご説明していきたいと思います！

酸性ストレートとアルカリ性のストレートの違い

結論をすごくシンプルに答えます。

アルカリ性→薬剤パワーでクセを伸ばす。

酸性ストレート→熱処理（アイロン）でクセを伸ばす。

ここで勘違いしてほしくないのは、酸性ストレートだから髪の毛が傷まないなんて意味不明な神話です。

これねすごく多いんですよ。

美容師さんからもよく聞かれます。

酸性＝髪の毛にダメージを与えない

てきな感覚持っている美容師さん多いです！

薬剤を使用するということは必ず髪の毛に負担がかかります。

アルカリ性薬剤の縮毛矯正特徴

アルカリ性は酸性より薬剤パワーが強くなります。

アルカリ性の薬剤は塗布して浸透するだけでクセが緩みます。

要はアイロンワーク等シンプルで簡単になるのです。

※ただ薬剤の知識がない場合髪の毛に強くダメージを与えてしまう可能性もありますので要注意

そしてアルカリ性の特徴として膨潤、軟化という特徴があります。

膨潤＝膨らむ

軟化＝柔らかくなる

髪の毛のいい状態と言われているのは弱酸性です。

弱酸性からアルカリ性に傾けることで、髪の毛は膨らむことで薬剤の浸透を良くします。

浸透させなければ髪の毛の内部で薬剤が作用しません。

そのためアルカリ性の薬剤が美容室は大半を締めています。

カラー剤やパーマ剤、縮毛矯正剤のほとんどがアルカリ性です。

※使う美容師によって違いますが…大体の美容室のお話です。

アルカリ性は薬剤のパワーでクセを伸ばします。

なのでアイロンなどの熱処理がシンプルになります。

昔から使用されてきた方法でもありますね。

美容師さんならわかる

チオグリコール酸が主な成分になります。（もちろんチオグリセリンなどたくさんあるよ）

僕の場合はアルカリ性の縮毛矯正剤仕様の場合

あまり強い薬剤を使用せずにじっくり還元します。

どのお客様も必ず25分以上は薬剤放置タイムをいただきます。

強い薬剤を使用したからと言ってクセを伸ばせるわけでもなく

薬剤はじっくりと浸透させて還元させるほうが髪の毛にも優しいのです。

強い薬剤だと髪の毛が耐えられなくなってしまうかも(._.)

アルカリ性の薬剤に適している髪質

• カラー履歴でブリーチがない方
• 太くてしっかりした髪質の方
• 髪の毛の体力がある方
• クセが強い方

もちろん根本、中間、毛先で薬剤のパワーなどは変えます。

酸性ストレートの特徴

酸性の薬剤の特徴としては閉める、かたくなるなどのアルカリ性と真逆の特徴をもっています。

たとえばカラーなど何もしていないバージン毛に酸性の薬剤を使用しても

アルカリ性に膨らんでいないため薬剤の浸透がしません。

逆にしまってしまい薬剤を弾いてしまいます。

酸性の薬剤の最大の強みは膨潤と軟化を抑えることができることです！

要は必要に髪の毛に攻撃をしないということ！

だから謎に傷まない縮毛矯正などの神話が生まれたのでしょう（汗）

ただ酸性の縮毛矯正にもエステル還元剤というものを入れ込みます。

GMT

スピエラ

美容師なら聞いたことあるかな。

そうこのエステル還元剤を酸性の薬剤に混ぜなければクセは伸びないのでアール！

ただこのエステル還元剤の怖さを知らない美容師さんが多すぎるのも事実。

怖さってか使い方か。

エステル還元剤とは（GMT、スピエラ等）

シンプルに還元剤です。

髪の毛の中の結合（手と手を話す作用）を切るもの。

エステル還元剤はPH値を下げたり、還元力をアップさせたりと聞くだけだととても良さそう☆

でもね、中に浸透しすぎてしまうんです。

要はちゃんと中間で抜いてあげないと、、お客様が自宅で熱を与えるたびに還元しちゃう（泣）

すごくやばくないですか？

アイロンする、髪の毛を乾かす、、そのたびに縮毛矯正かけているようなものなの。

もちろん3ヶ月後のリターンで髪の毛はバサバサになってますよね。

しっかりと使い方を知っておかないと怖い商材なんです。

中間で必ずヂチオコール酸で還元ストップをしましょう！！

酸性ストレートに適した髪質

• 細毛軟毛（猫っ毛）
• 履歴的にアルカリ性の薬剤に耐えられない髪質
• ブリーチ毛
• 前回の縮毛矯正が緩んでいる方

などあげればもっとあるのですが。。こんな感じの方を酸性矯正します。

勘違している酸性矯正は傷まないというウソ

よくSNSやネットで最近多く出てきた酸性矯正。

正直知識不足の美容師たちがこぞって「傷みのない縮毛矯正！」なんて文字をよく見ます…。

まじで勘弁してください！ってのが本音で。

薬剤使用していて縮毛矯正後

「髪の毛が傷んでないな☆キラッ」

って本気で思っているのであれば美容師やめたほうが良いっす（笑）

先程にも出たGMT、スピエラ等すべて髪の毛の中の結合を切るものです。

そして熱処理（アイロン）を行っているわけですよ？？

薬剤使用しなくてもアイロンってタンパク変性起こして髪の毛ダメージしますよね？

美容師じゃなくてもすぐに分かることです。

低ダメージに抑えることが僕たちプロの仕事ですが、ダメージのない傷みのない縮毛矯正があるわけないんすよ。

酸性矯正だろうがアルカリ矯正であろうが美容師によって大幅に仕上がりも今後の髪質も変わります。

酸性矯正で髪の毛のクセが伸びなかったって方ものすごく多いですし。

酸性矯正で人生変わった方もすごく多い！

あなたが縮毛矯正で美容師を探しているのであれば

良いか悪いかは薬剤で釣るような美容師より、あなたの髪質に適しているものを本当に正しく使いこなせる美容師なのかです！

酸性矯正だからいいなんて言っている美容師よりも、しっかりとビフォーアフター等のインスタなど、ブログでの発信が正しい情報かどうかで判断することをオススメいたします！

ということでいつでもお気軽にご連絡くださいね☆笑

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